『一緒に突っ込むつもりで読んだはずが。』
語り口に引き込まれました。
今までタレント本はほとんど手にした事がなく書評で激しく突っ込まれているのを見て読んだ気になっただけでした。
この本で紹介されている偉人もあまり好きでない人が半分くらい含まれていましたがかなり著者よりの視点で説明されています。
馴れ合いやお追従のような印象も受けましたが副産物として当事者及びその労作に興味を抱きました。他の突っ込み主体の書評であれば拾えない魅力や売りを博士には相当提示していただけましたし軽く流せないタレント本も存在しているという見落としが痛感できました。しかしもしかするとそれらも内容一本の勝負ではなくやはり著者の来歴と一体でなければ楽しめないかもしれません。であるからこそこの本のようにバックボーンを親切に教えてもらってやっと本来の持ち味が引き出され楽しみ方が分かるのかも。ただあまりにも優しすぎる語り口(特にご同業の方に対して)がいくつかあったのでそれが不満です。その方はどうも好きになれない人なので。まとめると純粋な書評というより俎上に乗った本によっていまだ浸透していない著者の真骨頂を伝えようとする試行錯誤のような気がしました。博士が良く出る番組における脚本とセットの代わりとして彼らの本を使っているそんな感じです。