『多部未華子の真骨頂☆』
寂れた雪の町で、望みの薄い夢を抱いて、現実とのギャップに鬱屈とした日々をおくる可憐なヒロインを多部未華子が熱演。母に内緒でバレエのレッスンを続ける姿がいじらしく、宝塚を目指してることを周りに茶化され、濱田岳君の顔面に硬い雑誌で(本気の!)一撃をくらわすとこや、「…この町が嫌い!…みんな嫌いッ!」と言い放つシーンの凜烈な声の張りこそまさに多部未華子の真骨頂! 「…私ってずるい!…私、汚い!」全てをぶちまけて泣くクライマックスの大泣きが胸にグッと響きます。…… エンディングには坂本美雨、はかなく消えた青春の夢の名残りが、穏やかな美声に癒されて、心地よい余韻を残します。…