『暴力映画の楽しみ方』
バイオレンス映画はあくまでバイオレンスなのであってアクションではない。
もちろんグロテスクでもハードボイルドでもない。
バイオレンス映画とは結局ヒューマンドラマなのである。
登場人物が泣くところを殴っているだけだ。
そのニュアンスの違いがわからず、
カッコいい映画だと思ってこれを観たら失敗するだろう。
なぜラストがあそこまでショッキングに成りうるかわからないだろう。
そして最大の間違いはこの映画からハードボイルドを読み取ろうとすることだ。
この映画はヒューマンドラマなのだ。そこを勘違いしてはいけない。
暴力は愛情以上にピュアな感情、だからこそ描く価値があるのだ。