永き封印を破って、怨霊・小野篁(松村雄基)が現代に復活。かつて彼を封印した僧侶たちも、今では三徳和尚(倉田保昭)と源流和尚(千葉真一)しか生きておらず、しかも彼らは年齢的にも限界に来ている。三徳は弟子のアユミ(木下あゆみ)に命じて僧侶たちの子孫を中心とする新たな弟子を集めさせ、決死の修業を行おうとするが、彼女が集めてきたのは揃いも揃ってヘンな連中ばかりで…。
香港やハリウッドでアクション監督として活躍の谷垣健治の第1回監督作品。アクションにアイドル映画のテイストをまぶした作りだが、コミカル仕立てにしている点において、アイドルたちのキャラがあまりうまく活かされていないと感じる部分も若干ある。ただし、日本が誇る倉田保昭と千葉真一、二大アクション・スターの激闘シーンになるや、それまでの緩さはどこへやら、画面がびしっと引き締まり、観る者を圧倒、興奮させてくれる。両者の貫禄によって支えられている不思議な作品。(増當竜也)