『意欲は感じるけれど…』
まず、重々しく古臭い音楽や効果音が邪魔だ。
この作品では、痛々しいほどの透明感を大切に表現していただきたかった。
声優さんの演技についてはそれ程違和感はなかったが、キャスティングはもう少し検討されるべきだったと思う。
1巻の方でも指摘されていたが、エドガーとアランの声が聞き分けにくい。
この二人は対照的な中心人物であり、きちんと差別化されなくては音声ドラマとして成り立たない。
斎賀さんは男性顔負けの低音が持ち味の方だが、子供っぽく女性的な性格のアランを演じるには声質が硬すぎるように思う。
漫画界の歴史的名作ということで、すべて意欲が空回りしている感がある。
もっと軽く普通に創った方が、原作の雰囲気をよく出せたのかもしれない。