『人間の本質を実に丁寧に描写していると思われます。』
おそらくですが、人によって好き嫌いがはっきり分かれる作品だろうと思います。
人間の美しさも丁寧に描写すれば、人間の醜さに対する描写も実に丁寧。
だからこそ、良い。
私の個人的な価値観ですが、人間の本質は綺麗な物ではないと思っています。
ちょっとした事で禍々しい感情を抱き、些細な事で怒りを覚え、時に死に至る。
その様に死に際した者がどの様な感情を抱くのか?
この作品は、人間の本音、本質を実に丁寧に描き出している。
同時に私の個人的な価値観ですが、偽物は常に不様で、本物は常に美しい。
人間の本質が醜い物であるならば、醜ければ醜いほど、本質に迫れば迫るほど美しさが際立つ。
私にはこの作品から「本物だけが持つ美しさ」を感じ取る事が出来ると思われます。