『楽しい管弦楽小品集』
大変楽しい、管弦楽小品集だ。主に木管楽器が限られた和声の中で、限られたセンテンスを、軽快に奏でる。それぞれの曲はごく短く、ポップな印象はあまり無い。そんな中に、弦の重厚な響きと、精緻な和声が盛り込まれた、スケールの大きな曲も散在する。「よあけ」「よつばでかける」「ひるごはんをたべる」「おひるね」「ゆうすずみ」がそれにあたる。
「よつばのちいさなだいぼうけん」はオーケストラと現代楽器がうまく融合されており、何より、大変楽しい。「かえりみち」は主旋律の美しさがくっきりと浮かび上がり、ちょっと切ない長調だ。「またあした」はこのCDの目玉となる主・主旋律を奏でるが、それが大変軽快で、わくわくとさせられる魅力を持っている。
それぞれの曲が覚えやすく、特に交響曲を聴き慣れた耳には、本当に楽しい曲集だ。
この様な楽しい管弦楽編成の曲が新たに作曲され、我々を楽しませてくれるのは、
よつばちゃんのおかげだ。