『二つで一つなんですね。』
落ち着いているけど鬱々としていて後ろ向きな佑パートと、どこまでも前向きだけどついて行けない程の全力疾走感な竜也パートが、上手い具合に融合していて読んでいてとっても面白かったです。
どちらか一方では多分あまり好きになれない小説だったと思いますが、二つが一緒だからこそ凄くこの本が好きになりました。
最初は屈託なく笑えて、途中はハラハラどきどきさせられて、最後に爽快感を味わいました。
ただ残念なのは、テーマを1つに絞り切れてないので中途半端な感じが残る所です。もうちょっと理紗を上手く使えてたら、もっと面白かったと思います。